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日本統計学会が実施する「統計検定」には、4級〜1級があります。
その中で、4級は中学卒業レベル。
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数学が苦手だからなぁ・・・
「きっと私は数学に嫌われている」と思い続け、高校卒業後はずっと数学を避けてきた「しろ」です。
![でーた](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/ff5b8e97cfb2cea074155131aee4f8ee.jpg)
ゆっくり勉強すれば、できるようになると思うよ。
データサイエンティストの夫「でーた」と情報系学部(理系)に在学中の娘「ぷち」のサポートを受けつつ、「統計検定」の勉強を始めました。
![しろ](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/941ba69b5a9d36cee468d9fae985374a.jpg)
数学がちょっと苦手だからこそ、気づくところもあると思います。
「統計検定にチャレンジしようかな・・・」と迷っているあなたに寄り添っていきたいと思います。
まずは、統計検定4級から行きましょう!
統計検定4級って?
どんな内容なの?
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こんな内容が出題されます。
具体的には以下の内容を含みます。
日本統計学会『改訂版日本統計学会公式認定 統計検定4級対応 データの活用』東京図書、2023年、まえがきより
- 基本的なグラフの見方・読み方(棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフなど)
- データの種類
- 度数分布表
- ヒストグラム(柱状グラフ)
- 代表値(平均値・中央値・最頻値)
- 分布のちらばりの尺度(範囲)
- クロス集計表(2次元の度数分布表・行比率・列比率)
- 時系列データの基本的な見方(指数・増減率)
- 確率の基礎
- 標本調査
問題形式は?
CBT方式(Computer Based Testing)で、4〜5択式の問題
問題数:30問程度
試験時間は?
60分
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私が勉強に使った本は、次の2冊です。
公式テキストをチェック
- 表やグラフがたくさんあって、視覚的に分かりやすい
- 字が大きめで、(老眼ぎみでも)見やすい(笑)
- 統計に関するコラム「ちょこっと!コラム」が面白い
各章の説明をよく読み、練習問題を解いて、最後に総合問題を解きました。
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「え、そうだったの!」と、新しい発見がいくつかありました。
というか、「忘れていたんだろうな」という気もしてます。
公式問題集を解いてみる
![でーた](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/ff5b8e97cfb2cea074155131aee4f8ee.jpg)
2021年から、試験がCBT方式になりました。
4〜5つの選択肢から1つを選ぶ、という方式。
問題に慣れるためにちょうどいい問題集です。
テキストと問題集で、分かりにくかったところ
![しろ](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/941ba69b5a9d36cee468d9fae985374a.jpg)
内容は中学卒業レベルとのことですが、いくつか分かりにくいところがありました。
グラフのゆがみはどうやって表現するの?
![左に歪んだグラフ](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2024/04/左に歪んだグラフ-1-300x186.png)
グラフの形を表現する言葉、意外としっくりきません(笑)
![しろ](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/941ba69b5a9d36cee468d9fae985374a.jpg)
このグラフ、右と左、どちらにゆがんでいるでしょうか?
![でーた](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/ff5b8e97cfb2cea074155131aee4f8ee.jpg)
右?
この場合、下記の表現などが使われるそうです。
- 左にゆがんだ分布
- 左に長く裾を引いた分布
![でーた](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/ff5b8e97cfb2cea074155131aee4f8ee.jpg)
これは私も間違えました・・・
5数要約?
公式問題集で出てきた言葉「5数要約」。
データのばらつきの様子をあらわすのに、
- 最小値
- 第1四分位数(小さいほうから1/4のところのデータ)
- 第2四分位数(小さいほうから2/4のところのデータ、中央値と同じこと)
- 第3四分位数(小さいほうから3/4のところのデータ)
- 最大値
の5つの数を用いて表すこと。
総務省統計局「統計学習の指導のために」基本用語集より
分からない言葉が出てくると、ドキっとしますが、落ち着いて、落ち着いて。
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調べてみると、「なーんだ、そういうことか」という感じですよね。
コンピュータを用いた無作為抽出!?
公式問題集で、「コンピュータを用いて、疑似乱数を発生させる」問題があります。
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問題を読んだだけで、「私には無理かも」と思ってしまいます。
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問題を少しシンプルにしてみました。
100人から無作為抽出によって10人を選びたい。
コンピュータを用いて0以上1未満の実数値による疑似乱数を発生させて、その後どうしますか?
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選択肢があるから、いいんだけど。
選択肢の文章の意味が分からない・・・
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この↓内容が含まれている選択肢なら、正解。
- 全員に1〜100の番号をつける
- 疑似乱数を発生させて100倍し、小数点以下を切り捨て、1を足す
- 対応する番号を持つ人を対象とする
内容がすんなり理解できたあなたは、4級を受ける必要はないです(笑)
でも、こんな方は・・・
![しろ](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/941ba69b5a9d36cee468d9fae985374a.jpg)
「乱数を発生させて100倍し、小数点以下を切り捨て、1を足す」は、一体何をしているの?
実際に表計算ソフト(Googleスプレッドシート)を使って、やってみました。
▼よろしければ、こちらもどうぞ!
まとめ
統計検定4級。
中学生から大人まで、どなたでも挑戦できますヽ(^。^)ノ
![しろ](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/941ba69b5a9d36cee468d9fae985374a.jpg)
私は、「大人の学び直し」として、勉強を始めました。
「数学、苦手なんだよねぇ」と思いながら勉強していると、統計に関連する独特な表現にドキっとして、思考が止まってしまいますよ。
でも、調べたり、実際にやってみたりすると、意外にシンプル!
![でーた](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/ff5b8e97cfb2cea074155131aee4f8ee.jpg)
分かってしまえば、それほど難しいことではないんですよね。
数学が好きな、わが家の「でーた」も「ぷち」も、最初からバッチリ分かっていたわけではないようです。
![ぷち](https://korekara-programming.com/wp-content/uploads/2023/09/22e6c3c75af21ca39d1fbf645e917602.jpg)
分からないことがあっても、大丈夫!
じっくりやっていきましょう!
受験当日の様子は、後日ご紹介しますね。
では、また!